京の風物詩「鴨川納涼床」 | 京都タウンストーリー | 【公式】 ジ・アーバネックス京都シリーズ

自然発生的に誕生した床文化

京都に夏の訪れを告げる「鴨川納涼床」。木屋町二条から五条にかけて、鴨川に面したお店から、一斉に高床式の床が登場します。川の音を聴きながら、星空の下過ごす夜は、涼しさと情緒をかねあわせたここにしかない風景です。

歴史的にも京都は文教地区だったんです。

納涼床協同組合 専務理事 北村保尚さん

ご自身も鴨川沿いでもち料理「きた村」を営む北村さんは、現在、京都鴨川納涼床協同組合の事務局をされており、床設置の申請業務や設置店舗への指導をされています。「平安京として栄える前の鴨川は氾濫の多い暴れ川でしたが、そこに橋がかかったことで、賑わいが生まれ、裕福な商人などが河原の中州や浅瀬に床机を置き、遠客をもてなしたのが納涼床のはじまりだそうです。」と北村さん。1580年〜90年頃から続く納涼床。「その時代時代の趣味思考に合わせて床の形や床を設置するお店も変わって来ました。お茶屋さんや小料理はもちろん、近年ではスターバックスも床を設置するなど、気軽に楽しめる床が増えてきました」。納涼床は5月1日~9月30日まで。9月はお昼の床も楽しめるので、京の町の暮れ行く様をぜひお楽しみ下さい。

安全に楽しめる床として、屋根は付けず、日よけのすだれも昼のみにし、星空を楽しめる夜には毎日片付けるなど、手間を惜しまないおもてなしが京都ならでは。

編集部おすすめのお店

もち料理 「きた村」

築約100年の元お茶屋という風趣ある空間でいただく、もち料理と季節のお料理が評判のお店。もち料理店は全国的にも珍しく、川床でいただくおまかせコースが人気。「おもちゃ箱」には季節の料理の小鉢が7~8種詰まっており、その名の通り見た目からワクワクする。

営業時間:17時〜23時(L.O.22時)※昼は要相談
定休日:日曜休(日・月曜が連休の場合は不定休)
住所:京都府京都市下京区木屋町通佛光寺上ル天王町154
TEL:075-351-7871

Bar ATLANTIS

川床にカウンターのあるバー。満点の星の下でグラスを傾けながら約400種のお酒が楽しめる。お薦めはフレッシュミントが爽やかなモヒートや、コアントローとライムと抹茶リキュールを使った京都らしいカクテル「先斗町クーラー」など。

営業時間:18時〜翌2時(L.O.翌1時半)
 ※日曜は18時〜翌1時(L.O.24時半)
定休日:なし
住所:京都市中京区先斗町通四条上ル松本町161
TEL:075-241-1621